ご挨拶

このたび、一般財団法人神奈川県労働衛生福祉協会の会長に就任いたしました磯山惠一です。
当協会は1965年(昭和40年)の設立以来、地域の働く人々の健康を守ることを使命に、健康診断や人間ドック、環境測定業務などを通じて、産業保健の向上に貢献してまいりました。
これまで多くの事業所、医療機関、自治体の皆さまと連携し、正確で信頼性の高い健康管理サービスを提供してきたことは、当協会の大きな誇りです。
近年、働く人々の健康課題はますます多様化しており、厚生労働省も健康寿命の延伸や職場における健康づくりの推進を重点政策として掲げています。当協会としても、従来の集団健診に加え、個々の健康リスクに応じた、よりきめ細かな対応が求められる時代に対応すべく、「人間ドックを活用した個別健診」を積極的に進めてまいります。
また、女性特有の健康問題や、ライフステージに応じた健診ニーズの高まりにも応え、子宮頸がん検診や乳がん検診、女性ホルモンに関する相談体制の充実など、女性の健康支援にも積極的に取り組んでまいります。
何より大切なのは、「安心で、精度の高い健診」です。受診される皆さまにとってわかりやすく、信頼できる健診サービスを提供し、健康を守るパートナーとして、地域社会の期待に応えていきたいと考えています。
これからも職員一同、技術と心を磨き続け、時代の変化に即したサービスを提供できるよう努めてまいります。今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2025年7月 一般財団法人 神奈川県労働衛生福祉協会 会長 磯山惠一





