CA19-9(腫瘍マーカー) |
すい臓がん・胆嚢および胆管がんなどの消化器系のがんにおかされると、患者の血清中にCA19-9と呼ばれる物質が著しく上昇します。そのためにCA19-9は消化器がんの腫瘍マーカーとして広く用いられております。特にすい臓がんの診断に役立っています。しかし全例が高値になるわけではなく(80%の陽性率)、また病気が進行していないと高値にならない場合があります。そこですい臓がんでは、CA19-9だけでなくCEAとあわせて測定すると正診率は上昇します。
◆高値を示すもの:すい臓がん・胆道がん・肝硬変・肝炎・慢性膵炎・胆石症
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